今日はオフなので妻と近所の「大阪くらしの今昔館」までサイクリング。
企画展が近代の絵葉書だったので面白そう。初訪問しました。
企画展で撮影禁止、常設展で撮影可能です。
企画展
企画展のタイトルは「なにわを語る 明治・大正・昭和の絵葉書」。
点数はそれほど多くありませんが、テーマ別でコンパクトにまとまっていました。
規格やデザインからハガキの印刷年代がわかるコーナーあり、なかなかマニアック。
常設展
呉服とは絹織物、太物類はそれ以外の織物、とくに綿布です。
着物をほどいて洗張りをした場面です。着物=和服=絹織物という先入観は20世紀に浸透した見方で、本来の着物は着る物すべてでした。
この展示が面白いのは庶民の暮らしにも洗い張りの習慣があったことです。
絹織物を素材にした高級な着物だけでなく、一般的だった綿布や麻布の着物でも洗い張りをしていました。
洗い張りは、着物を大事にする目的をよく指摘されますが、洗い張りの習慣が場江戸から始まったことを考えたら、衛生を向上させる目的のほうが正確でしょう。
さてさて、常設展にシンガー社製の足踏みミシン。
資料タイトルの「1928年」って製造年?購入年?
暮らしの博物館だから購入年でしょうか…。中古で買ったのかな、新品で買ったのかな。
大阪くらしの今昔館は「大阪市立住まいのミュージアム」の愛称だそうな。
帰りは国分寺へ寄って苔に水やり。
妻が撮影\(^o^)/