はじめに
昨日は高野山金剛峯寺へ、総本山金剛峯寺第415世座主・高野山真言宗管長の長谷部真道猊下を表敬訪問いたしました。
2023年は空海(弘法大師)が生誕して1250年にあたります。この年に訪問でき光栄でした。
以下にご報告します。
国分寺を出発
表敬訪問した国分寺のメンバーは5名でした。
- 合田和教管長
- 糟谷眞教総長
- 名幸観教執事長
- 平賀照教執事
- 岩本観寧
午前7時半ころ、糟谷総長の運転で出発。
阪神高速に入りました。
道の駅「くしがきの里」で休憩
途中、道の駅「くしがきの里」でしばし休憩。
こうやくんキャラクターの「お茶まんじゅう」や「ごまだれとうふ餅」などに目を奪われました。
饅頭と餅ですよ。
やや空腹のお腹に両者ともが気になっていたところ、糟谷総長が「この辺りになると樒が販売さてているよ」と話され、目線を饅頭から外すと、近くに樒が…。
現実に戻されました (^^♪
この樒という植物は真言宗の必須アイテム。「梻」(国字)とも書きます。
真言密教では生花の代用として樒を六器に盛ります。
空海が唐で青蓮華の葉を手に入れられず、代わりに樒を修行に使ったといわれています。
高野山の僧侶の方と合流
昨日の高野山は雪が降っていました。
高野山から迎えに来てくださる僧侶の方と連絡を取りながら、紀ノ川を少し超えた東芝田あたりで合流。
お迎えの車に乗り換えて、雪山と化した高野山へリスタート。国道480号線をひたすら上がります。
すでに道の駅「くしがきの里」でもそうでしたが、山道を上がるにつれ霧や雲が広く深く立ち込めてきます。
そのため、「こんにゃく工房」くらいしか途中の目印が探せませんでしたが、かなり高野山へ近づいている気配は十分。
高野山が荘厳な場所だと痛感いたしました。
雪の日だったこともあり、いっそう新鮮な気分になれます。
珠数屋佳兵衛に到着
10時40分頃、レストラン珠数屋佳兵衛に到着。
こちらでお菓子とお茶・コーヒーをいただき、法衣に着替え。
私にとっては雪の道に降りることがとても久しぶりでした。
思わずはしゃぎ回りたくなる、雪だるまも作れそうな雪道に少し興奮しました。
そのおり、一言だけ名幸お師僧さまが、いつもの大股では歩くな・小股でゆっくり歩けと、ポツンと一言だけ指摘してくださり、転けずに済みました。
珠数屋佳兵衛のご主人の運転で、いよいよ高野山金剛峰寺へ。
高野山金剛峯寺へ長谷部真道猊下を表敬訪問
いよいよ高野山金剛峰寺へ到着し、表敬訪問に。
長谷部真道管長猊下をはじめ、今川泰伸宗務総長、藪邦彦高野山執務公室長方々がにお迎えしてくださいました。
これまで長谷部真道管長猊下は兵庫県香美町の大乗寺の住職を務められ、2022年(令和4年)11月15日、高野山真言宗管長、総本山金剛峯寺第415世座主に就任されました。
両管長猊下の歓談は、高野山金剛峰寺をとりまく近況を基調に、始終、談笑の雰囲気に包まれました。
そして、これまでの行事をつうじた両寺の交流、両管長の経歴・健康、参加者各位の紹介などにも話が膨らみました。
障子を開けると雪景色。
風景は和風で、部屋は洋風。
絨毯にソファーにシャンデリア。
和洋折衷の豪華なお部屋です。
「高野山真言宗 総本山金剛峯寺」の公式サイトはカードからお辿りください。
また、金剛峯寺へのアクセスは次のカードをご覧ください。GoogleMap へリンクを貼ってあります。
つづき
表敬訪問の感想や、お土産・購入食材の紹介は、次のカードをご覧ください。