2024年の国分寺の花まつり・甘茶かけは4月7日(日)に行ないます。
4月8日はお釈迦様の誕生日。
国分寺でも「花まつり」として法要、餅まき、甘茶かけで祝福しています。
2023年の国分寺お花まつりの様子はこちらをご覧ください。
甘茶かけ
花御堂、水盆に立つお釈迦さまに、ご自由に甘茶をおかけください。
回数は決まっていません!
大阪天六の摂津国分寺で花まつり(4月7日)
国分寺のお花まつりは、平日の場合ですと、お誕生日から最初の日曜日に開催してきました(コロナ禍のため未開催年あり)。
2022年の花まつりではタレントの浜村淳さんもお見えになりました。
この時期には、花まつり特別御朱印「花まつり 釈迦如来 天上天下唯我独尊」を出しています。
期間中は境内の桜も満開です。花見がてらに甘茶をお楽しみください。
花まつりとお釈迦様
花まつりとは、仏教の創始者お釈迦さまの誕生を祝う仏教行事です。
むかし、インドのスッドーダナ国王の妻にマーナ王妃(麻耶・摩耶とも)がいました。
彼女は白い像が体内に入る夢をみて身ごもりました。王妃はルンビニの花園でお釈迦さまを生みました。
お釈迦さまは生まれてすぐに7歩を歩き、右手で天を、左手で地を指しながら、「天上天下唯我独尊」を唱えたといわれます。
このとき、天に九頭の龍が現れ、甘露の雨を注いで祝福しました。
このような一連の出来事を花まつりは表現します。甘茶をお釈迦さまの像にかけるのは甘露の雨が由来です。
「天上天下唯我独尊」とは
「天上天下唯我独尊」の意味は《この世にいるすべてが尊い命をもっている》です。
後世になって「唯我独尊」の語句だけが独り歩きし、《この世で自分ほど尊く特別なものは居ない》という自惚れの意味をさすようになりました。
もともとはお釈迦さまの「天上天下唯我独尊」という言葉でした。