気づけばそろそろ師走

日報

寺内も周辺もあたり一面に落ち葉が敷き詰められてきました。

境内北側では、銀杏の黄色い葉っぱが絨毯のように広がっています。

気づけばそろそろ師走です。

師走とは

教師と師走

師走って《先生が走り回って忙しいこと》が語源だと、小学校のときに授業で聞きました。

ただ、小学校の先生が12月に忙しい理由が、昔から探せません…。

ふだんのテストは12月以外にも行なわれますから、テストのスケジュールが師走の理由にはなりません。

通知簿の成績評価も然り。

すると、12月に小学校の先生が忙しくなるのは、先生という仕事が理由じゃないように思えます。世間では正月準備に忙しい、これが先生にも当てはまっただけではないかと…。

お寺と師走

そんなこんなで、師走の意味が分からないままですが、お寺では年末年始の除夜の鐘を見すえて少しずつ準備を始めるため、寺走とはいえるかもしれません。

また、職員の「しんしん」が12月に得度を受けるので、師匠が忙しくなる意味で「師走」になりそうな国分寺です。

暫定案の師走とは

中学生向けの分かりやすい『例解新国語辞典』(第10版、三省堂)には師走の語源が書いていません。

インターネットのコトバンクで調べますと併記されている四つの辞書・事典のうち、『日本大百科事典(ニッポニカ)』だけが語源に触れていて、仏教との関わりを取りあげています。

ただ、語源には諸説があるようで、一つの案として、次のように説明されています。

家々で師(僧)を迎えて読経を行なうから、師が東西に忙しく走り回る「師馳(しは)せ」の派生か誤用だと(宇田敏彦執筆)。

[https://kotobank.jp/word/%E5%B8%AB%E8%B5%B0-522848]

とすると、お寺で参拝者を待つのではなく、お寺から檀家や信者のご自宅へ拝みに行くほうの多忙を意味するわけですね。

しんしんの師匠(師僧)観教さんは授業だけでなく近所へお参りに行く忙しさも重なり、まさに師走となりそうです。

そのぶん、しんしんのスムーズな成長を見守っていきます\(^o^)/

11月第3週のご報告

11月20日(日曜日)

第1回の人形供養を無事に終えました。

人形供養法要。真言宗国分寺派大本山国分寺にて2022年11月20日に撮影。

人形供養法要。真言宗国分寺派大本山国分寺にて2022年11月20日に撮影。

11月22日(火曜日)

新しい職員さんが豪快に花を活けられました。

冬が近いのに境内がさらにカラフルに♬

他方で、苔は成長がかなり鈍っています(#^^#)

新しい職員さんが豪快に活けた花たち。2022年11月22日、大阪市北区国分寺にて撮影。

新しい職員さんが豪快に活けた花たち。摂津国分寺の水かけ不動尊、制吒迦童子、矜羯羅童子。2022年11月22日、大阪市北区国分寺にて撮影。

新しい職員さんが豪快に活けた花たち。2022年11月22日、大阪市北区国分寺にて撮影。

11月24日(木曜日)

出かけたついでに、気になったのでお寺によって苔チェック。

ヤシロのスタッフの方が水やりしてくださっていました(^^♪

ゆっくり育っている水かけ不動尊の苔。2022年11月24日、大阪市北区国分寺にて撮影。

ゆっくり育っている水かけ不動尊の苔。2022年11月24日、大阪市北区国分寺にて撮影。

ゆっくり育っている水かけ不動尊の苔。2022年11月24日、大阪市北区国分寺にて撮影。

タイトルとURLをコピーしました